合気道とは

 

合気道は単なる護身術ではない?

合気道とは、合気道開祖「植芝盛平翁」によって創始された現代武道です。
「相手の力を利用して投げる」ですとか、「気で倒す」「護身術」ですとか言われていますが、合気道の一番の目的は「合気道の稽古を通じて、充実した人生を送る」ことを目的に考えたほうが良いようです。
まずはその結果として、「相手の力を利用する」「気で倒す」「護身術」ということに繋がっていくと理解してください。

 

型稽古とは

それではどのようにして合気道の稽古を進めていくのかと申しますと、合気道は試合などを行わず、初心者から上級者まで皆が一緒に「型」の稽古を反復して行います。
「型」には色々な説明の方法がありますが、まずはイメージしやすいように、「お手本」や、数学で言うところの「公式」と考えると理解が早いと思います。
小学校に入学して字を練習する時には、必ずお手本に習って学習します。数学の勉強も、公式にしたがって学習を進めていきますね。合気道の稽古も、これと同じように「お手本」という「型」に習って、稽古を進めていくのです。

 

そして稽古と言うのは、「稽」と「古」に分けられます。
「稽」とは、難しく言えば、神を迎えて神意(しんい)を量ると言う意味があります。平たく言えば、「考える」と言うことですね。
「古」とは、いにしえと言う意味があります。「昔」と言う意味です。
「古(いにし)えを、稽(かんが)う」、簡単に言いますと、「昔を考える。」と言うことが、「稽古」と言う言葉の意味なのです。

 

つまり「型稽古」と言うのは、「お手本から、昔を考える」っていう意味なのです。

 

人の原点を問う道

合気道と言うのは、単に「相手の力を利用する」「気で倒す」「護身術」と言うモノではありません。
合気道開祖植芝盛平翁が、昔から伝わる様々な武道や思想を、武道と言う形で表現した、現代武道です。ですから合気道の稽古というのは、稽古を深めて行けば行くほど、人の原点を問う道であり、結果として、「相手の力を利用する」「気で倒す」「護身術」等と言うことに繋がっていくのです。