受け身

 

受け身の稽古の重要性

受け身のとり方には人それぞれあるとおもいますが、受け身の稽古をおろそかにしてし
まうと、思わぬケガにつながりかねないばかりか、受け身が固いと、例えば上級者を取りにする場合は上級者が技を充分に施してくれない場合があります。
逆に上級者が下級者と技を行う場合には、上級者の受け身の技量が低いと、下級者の取りの技量の向上を妨げてしまう恐れがあります。

 

受け身の目的

このように受け身のとり方ひとつで合気道の稽古は、様々な影響が出てきます。受け身の一番の目的は、自分自身が怪我をしないために稽古します。

 

次に受け身の技量が低いと、技をしっかりかけられなかったり、本当に技が効いているのか分からなくなってしまいます。

 

このように受け身の稽古をおろそかにしてしまうと、合気道の稽古の根本がずれてしまうことになりかねないばかりか、やがて合気道の稽古がどのように活かされていくのか、また合気道の稽古に対する不信感から、合気道の稽古そのものに面白みが感じられなくなる原因となりかねないのです。

 

そういったいみからも、まずは受け身については、初心者からベテランの方まで、合気道修行者である以上、しっかり稽古していく必要があります。

 

単独動作の受け身

合気道を始めたばかりの型は、段階的に前回り受け身、後ろ受け身、後ろまわり受け身、飛び受け身など、単独での受け身の稽古を行っていきます。

 

この受け身の稽古は、初めの内は頭や、肩、ひじなどを強く打ちつけたりしてしまうものですが、しっかりと稽古しておかないと、技の中での受け身ができないために、合気道の技に入っていってもどこか疑問点ばかりが残るような稽古になってしまいます。

 

まずは畳の上でどこにも負担のかからないような、滑らかな受け身ができるようになるまでしっかり稽古してください。上級者ともなれば、板の間であっても、コンクリートの上であっても、どこを痛めることもなく受け身が取れるようになっていくものです。

 

技の中で受け身を取る

受け身を難なく取れるようになってくると、技の中で受け身を取る稽古を始めていきます。このとき、合気道の稽古が浅いと、投げられる恐怖から、必要以上の力が入ってしまい、ぎこちない受け身になってしまいがちです。

 

まずは相手の動きに合わせて、動いていくことをイメージしてみてください。単独の受け身の稽古の時に経験していると思うのですが、肩やひじに力が入りすぎていると、滑らかな受け身が取れないはずです。
そうしていくうちにそれぞれの技に合わせた、体の使い方を覚えて行けるはずです。